全然知らなかった。スウェーデンに欧州最大の巨大科学施設ができるようです。途中だけど、記事が間に合わないのでアップだけしておきます。皆さんも調べてみてください。//////////
えええ?コペンハーゲンとストックホルムでニュートリノ振動実験してるの?Kenji MISHIMA
The opportunity offered by the ESSnuSB project .....
http://arxiv.org/pdf/1510.00493v1.pdf …
ESSから北に540 kmニュートリノを飛ばす計画。
ざっくりコペンハーゲンからストックホルムまで。
ビックリ。
施設の一覧を記事にしたけどそこに載っていたかな?
調べてみよう。
ESSで
「欧州核破砕中性子源計画」がヒット。
スウェーデンに欧州最大の世界最新巨大科学施設ができる。
(ヨーロッパを中心とする17の国により計画されている巨大科学研究施設。)
全然知らなかった。
欧州核破砕中性子源(ESS)は2,000億円をかけて作られ
2019年ごろに完成とあるけれど完成したの?
準備運転してるの?以下、調べたものをアップしておきます。
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■用語解説
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/senmon/old/daikyo/sonota/sonota01/sanko5.htm○ESS計画 European Spallation Source(欧州核破砕中性子源)計画の略称。中性子利用研究を展開するために、1.3GeV(ギガ電子ボルト=十億電子ボルト)の陽子加速器及びこれにより駆動される5MW(メガワット=百万ワット)の出力の中性子源を建設する計画。現在、概念設計中。
■核破砕中性子源(放射線利用技術データベース)
http://www.rada.or.jp/database/home4/normal/ht-docs/member/synopsis/040160.html概要:核破砕中性子源は、加速器からの高エネルギー粒子を原子核に衝突させて、大量の中性子を発生させる核破砕反応に基づく中性子源である。エネルギー数GeVの陽子、重陽子やπ中間子を用いた中性子多重度等の測定が進められ、また高エネルギー核反応理論による考察も行われて、中性子の発生メカニズムや中性子源特性が調べられている。核破砕中性子源の応用例として、核エネルギーの発生や放射性廃棄物の消滅処理が提案されている。・・・
■ニュース2010.11 - J-Parc
http://j-parc.jp/ja/news/2010/news-j1011.html●欧州核破砕中性子源 (ESS) 計画で、スウェーデンからの視察団がJーPARCを訪問
(11月9日)
欧州核破砕中性子源 (ESS:European Spallation Source) の建設予定地であるスウェーデン・スコーネ県のルンド市の関係者がJーPARCを視察に訪れた。スウェーデンからの視察団は、ESSを建設する欧州核破砕中性子源有限責任公社 (ESS AB) 、ルンド大学やスコーネ県企業誘致局、駐日スウェーデン大使館の職員等12名。JーPARC施設の視察後、茨城県、東海村などの 関係者も出席して、ESS計画の現状、ルンドの地元対応や茨城県ビームラインの現状などの紹介が行われた。JーPARCとの研究協力においては、ESSで想定されている超電導ライナック、固体回転ターゲット技術、長パルス中性子源での新概念の中性子実験手法について、協力していくことを確認した。また、ESS及びJーPARCという大型実験施設を有する自治体として、公共交通機関や宿泊施設といったインフラ整備等の支援体制の在り方についても情報交換が行われた。
■J-PARC News 第87号より (2012/6)
http://j-parc.jp/ja/news/2012/news-j1206.html●ESS (European Spallation Source) 開発に関わる協力協定締結
JAEA、KEKとESS間で、ヨーロッパ核破砕中性子源の開発に関する協力協定が結ばれた。それを記念して、ESS関係者約130名が、施設建設地のスウェーデン ルンド市からJ-PARCまでと同じ距離にあたる約5,000kmを、2週間で歩くイベントが行われた。
■世界の核破砕中性子源プロジェクト - 日本原子力研究開発機構
http://www.jaea.go.jp/jaeri/jpn/open/press/980914/zu09.html『中性子科学研究計画と同規模の核破砕中性子源の計画が欧州と米国にあり、 各々21世紀初頭の稼働を目指しています。これらの計画と日本の大型ハドロン計画(JHF) とも協力しながら加速器・ターゲットの技術開発を進めています。』
図:ESS:欧州核破砕中性子源計画、JHF:大型ハドロン計画、SNS:米国核破砕中性子源計画
■ドイツ、欧州核破砕中性子源(ESS)に参加 ―欧州15か国がスウェーデン、デンマークとの中性子研究プロジェクトに合意(
ドイツ 科学・イノベーション フォーラム 東京)
『2014/07/10 スウェーデンの都市ルンドで、新式の中性子源を備えた世界最新の研究施設の建設計画が進行中です。新式の中性子源は、従来必要とされていた研究用原子炉内での核分裂が不要です。ドイツはこの欧州核破砕中性子源(European Spallation Source、略称ESS、以下「ESS」)の建設と運営への参画を決定しました。これにより、欧州15か国がスウェーデンとデンマークと共にESSに参画することになり、世界で比類のない中性子研究施設を建設する計画です。・・・ドイツの研究施設は、加速器施設のための実験場を開発し建設する予定です。ドイツ連邦教育研究省はESSへ資金協力することによって、同時にドイツの研究・技術開発とヨーロッパ研究圏の深化を支援します。ドイツとスカンジナビア諸国との大規模施設における研究協力には、長い伝統があります。ハンブルクの欧州X線自由電子レーザー(European XFEL)や、ダルムシュタットのFAIR(Facility for Antiprotons and Ions Research)などでも緊密な協力関係を築いています。』
■【ニュース】スウェーデン:欧州核破砕中性子源(ESS)及びMAX IV学際研究施設に約1億7千8百万クローナ(約26億円)の支援(
日本学術振興会)
『2015年6月15日、ヨーロッパ連合は、欧州核破砕中性子源(ESS)及びMAX IV学際研究施設に約1億7千8百万クローナ(約26億円)の支援をすることを発表した。ESS (European Spallation Source)はルンド郊外にヨーロッパの共同研究インフラとして、欧州研究インフラ・コンソーシアム(ERIC)の枠組みで設立される材料科学の研究施設である。この事業には、欧州15か国が参画しており、2016年には、世界最先端のシンクトロン光施設が始動する予定である。MAX IV学際研究施設はスウェーデンリサーチカウンシル、スウェーデン技術革新システム庁(VINNOVA)、ルンド大学、スコーネ県の合意の下、2010年に開設された電子加速器研究施設である。』
■欧州核破砕中性子源(ESS)計画への参加促進(
デイリーウォッチャー)
『スイス連邦参事会は議会に対し、世界でも最も強力な中性子源を備えた欧州核破砕中性子源(European Spallation Source:ESS)へのスイスの参画と、同施設の建設および2026年までの運営に対しスイスが必要な貢献を行うよう要請した。』
■【ESS】 スウェーデン・ルンドに建設される次世代核破砕中性子源(
まぐまぐニュース)
『2009/07/27 完成すれば、ESSは欧州で最大規模、世界中の研究者の英知を集めて最先端の研究に従事する、世界でも有数の物質研究センターになると予想されている。』
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■核破砕反応よる中性子発生に成功 - J-Parc
https://j-parc.jp/ja/topics/2008/MLF-j.html■中性子源 - J-Parc
http://j-parc.jp/researcher/MatLife/ja/instrumentation/neutronsource.html■J-PARC大型核破砕パルス中性子源
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/neutron/optics/workshop/20130118/20130118_08.pdf■J-PARC核破砕中性子源の水銀ターゲットから生じる気体廃棄物の取扱い- JAEA
http://jolissrch-inter.tokai-sc.jaea.go.jp/search/servlet/search?5039956『J-PARC核破砕中性子源の水銀循環系では、さまざまな放射性核種が生成される。水銀ターゲット容器交換等、系を大気に開放する必要がある作業では、揮発性であるトリチウム(半減期12年)とXe-127(半減期36日)の放出を抑制する必要がある。このため、ヘリウムガスフラッシングにより系内を浄化するが、これに伴う大量の廃棄ガスの処理が課題となっている。・・・』
■京都大学原子炉実験所
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/TH/research.html『核破砕型中性子源とは加速粒子をTa,W等の重金属に当て、核破砕反応(Nuclear Spallation)により中性子を発生させる装置です。各国の原子力政策等により高中性子束を発生しうる大型研究炉の建設は困難になる中、加速器を用いた強力中性子源に期待がかけられており、近年では、高出力の核破砕中性子源の建設計画が世界中で注目されています。日本では高エネルギー加速器研究機構(KEK)と日本原子力研究所(JAERI)の共同プロジェクトによる核破砕中性子源の建設が計画されています。大量の熱が発生する核破砕型中性子源には冷却方式の異なるターゲット方式と液体金属ターゲット方式があります。固体ターゲット方式では平板上の重金属ターゲット間に冷却材を流し、ターゲットを冷やします。・・・』
posted by mayumi at 2015-12-18 00:16
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