資料(シリア関連)


最新のものと昨夜アップ予定だったものもまとめて、内藤正典さんのツイートを転載します。
masanorinaito ‏

死者はさらに増えている模様。トルコ、アンカラでのテロ。25人ぐらいに達するとの報道もあり。統合参謀本部周辺を狙うということは、はっきりとトルコ政府及び軍に対する攻撃

これで、トルコ政府はシリアへの攻撃を強化する。場合によっては、地上部隊派遣に。

軍関係者によると50キロのTNT火薬に100キロ近い爆薬を併用したとのこと。PKKによるとの見方も。事件は大統領府での国家安全保障会議が行われる時刻に合わせたかのようだと
https://twitter.com/gazetesozcu/status/700135163628421121

トルコはテロ後の朝を迎えた。容疑者がシリア難民と共に入国したところから指紋照合かなされ、シリアのクルド武装組織YPGのメンバーとされている。この線で決まりとなれば、トルコは地上部隊によるシリア侵攻も辞さないだろう

そうなれば、シリア政府軍、ロシア軍との交戦が視野に入ってくる。万一そういうことになれば、トルコはNATO条約第5条により、集団的自衛権行使をNATOに要請する。こうなると、世界大戦にのめり込むことになるから、トルコはぎりぎりまで慎重に動くだろう。

ダウトオウル首相。YPGを支援する米国を厳しく非難。ISやヌスラがテロ組織ならYPGもテロ組織だ
https://twitter.com/turkiyegazetesi/status/700255683439153152

PYDのリーダー、サーリヒ・ミュスリム「アンカラでのテロには全く関与していない」
https://twitter.com/gazetesozcu/status/700287040664035328

容疑者のネッジャールの家族は、アサド政権の情報機関員とのヒューリエットの報道をBBCが転載
https://twitter.com/bbcturkce/status/700287045097431040

これ読むと、今のシリアとトルコ、アメリカ、ロシアの関係がいかにぐちゃぐちゃか、よく分かる
https://twitter.com/washingtonpost/status/700314602635186176

昨日のテロを受けて、トルコ外務省は、在アンカラの国連常任理事国の大使とドイツ大使を呼びだした。他にEU代表部、EU議長国のオランダ大使にも情報を与えた。緊迫している。 こういう時に呼ばれない日本。外交的には関心が低い。
https://twitter.com/gazetesozcu/status/700334515789676544

訳しませんが、こういうことをポーランドの右翼誌が特集。危険な状態
https://twitter.com/dwnews/status/700334059252228097

このアハラムの記事はシリア北部で今、何が起きているかを知るのに参考になる。イドリブあたりから一度トルコに入って武器を増強した反政府勢力がバーブッサラームから再びシリア領に入り、アサド政権軍と交戦。しかしロシア軍はYPGを支援
https://twitter.com/ahramonline/status/700339156371775488

ひどくややこしいのだが、クルド武装組織YPGはアサド政権軍+ロシア軍に援護されている。トルコにとっては、YPGもロシアもアサド政権も、みな敵ということになる。

しかし、トルコは国内のPKK掃討も終わらぬうちに、というか終わらせるのは困難な状況で、戦線をシリアに拡大するのはリスクが高い。とはいえ、首都であれだけのテロを軍人に対して起こされて放置することも出来ない。

トルコ領内からシリア領内のクルド勢力PYD/YPGへの猛攻撃が開始された
https://twitter.com/dhainternet/status/700389737912266752



posted by mayumi at 2016-02-19 11:42 | Comment(0) | イスラム
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